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令和の女子たちにも受け継ぎたい♡平成ギャルのバイブル「GALS!」藤井みほな先生が語るギャル魂とは…?

2019.06.01
109ニュース シブヤ編集部さん

平成を風靡した伝説のギャル漫画といえば…誰もが同じものを思い浮かべるでしょう。

そう、平成10年~平成14年にかけて、少女漫画誌『りぼん』で連載された伝説の渋谷ギャル漫画「GALS!」。
平成の全盛期に、渋谷の街を駆け抜けて取材・漫画執筆をしていた「GALS!」の作者、藤井みほな先生に、私たちの知らない「あの頃の渋谷」を教えてもらいました!

懐かしすぎ!「GALS!」のあらすじ

渋谷を舞台に、3人の女子高校生ギャルが紆余曲折を経てかけがえのない親友となっていく青春マンガ。渋谷の街に繰り出して、時にそれぞれの抱えている家庭問題を解決したり、時にクラスや学校の問題を解決していきます。

主人公は渋谷最強のカリスマ女子高生・寿蘭。その親友である星野綾と山咲美由は、様々な出来事を共に経験するうちに、心を開いてゆき、最終的には3人が共に「最高の友達」と呼び合える関係になっていきます。

当時の渋谷とSHIBUYA109にはガングロギャルがたくさん!

主人公の蘭がマルキューでお買い物する様子が度々描かれている。

「SHIBUYA109(以下、109)に入るとほっそ〜いギャルたちがお買い物していて、今より彼氏に買い物を付き合ってもらう文化もあったから、彼女の買い物待ちのギャル男が、ズラッとセシルマクビーのところで待っててるんです。

で、買いたいものが決まったらお財布を出してくれる。昔は欲しいものを彼氏に買ってもらえるのも、今より当たり前な空気がありましたね。

今みたいにブランドの数も多くないし、雑誌に載ったりカリスマ店員さんが勧めている定番アイテムは、ほんとに一瞬で売り切れちゃうんです。moussyのジーンズとか、お目当てのサイズに向かってみんなが一直線でした。

地方から来ている子も多かったし、次いつ来れるか分からないですからね。あの頃はとにかく、カリスマ店員の影響力がすごかったですね。届くファンレターでもたくさん”やっと109行けました”という報告をもらいましたし、とりあえず上京したら109っていうくらいの聖地でした」

当時のギャルにピッタリくっついて潜入取材していた!

マルキュー横の階段は漫画の中でもたくさん登場した場所。当時は、ここがギャルたちのたまり場だった!?

「「GALS!」にはあの頃のギャルの日常の過ごし方がたくさん描いてあると思うんですが、もうその時はとにかく、ギャルが溜まってる場所に行って、側で怪しまれないようにずーっと聞き耳を立ててました。
109の2階から外へ続く階段や、センター街のマックとか…地べたに座ってる子たちの側で、会話や服装を観察していました。でかい声で話してるからいろいろ聞こえちゃうの(笑)。

ケータイのデコは白が流行なんだなとか、グラサン欲しいって言ってる子がいっぱいいるな、とか。当時はケータイよりも大きくなるくらい、じゃらっじゃらにストラップをつけまくってたのも懐かしいですね。

自分の名前を入れたストラップはギャルみんなが持ってたし、最終的にはジャラついてればもうなんでもいい!とにかくつけろ!って感じがギャルらしくてよかったな」

ギャル魂さえ持っていればギャル!トレンドが変わってもギャルは不滅

先生曰く、当時の制服の着こなしで、シャツのポケットからストラップがじゃらじゃら出ていたのが印象的だったそう。

「あの頃はギャルといえば、という定型がすごくあって、やっぱり渋谷のギャルは黒肌じゃなきゃ、とか、細くなくちゃとか。

でも今はギャルたちのファッションも”なんでもあり”ですよね。スポカジだったりリゾート系だったり、そういういろんな要素をチョイスして組み合わせた好きな「自分」でオッケー。制服に合わせるソックスだって、短くてもルーズソックスでも、かわいいければどっちでもいい、という雰囲気になってますよね。

そのね、『私が好きだからこれを着てるし、私はかわいくなりたいの!』っていうマインドがね、もうギャルなんですよ。ギャルっていうのはね、魂なんです!

だから、109でキラキラした目でお買い物している今の子たちも、ガングロじゃなくてもスクバ持ってなくても、やっぱり彼女たちもギャルなんです」

若いうちは派手にしておくべし!

若い子たちにはとにかく、”若い時にしかできないこと”をして欲しいです。大人になるとね、魂は変わらずギャルでも、体型の問題や人からの見られ方などで着れないファッションも増えていっていまうもの。

だから、あなたらしいギャルファッションはできる時に満足いくまで楽しんで欲しいですね。あとで後悔してももう着れなくなっちゃうんだからね!その時しか着れない服は絶対あるんですからね、スキニーもじゃらじゃらアクセサリーも、いつか楽しめない時が着ちゃうかもしれないんです。

だから後悔のないように 自分の貫きたい道を貫いて欲しいですね。

今もし『GALS!』をもう一回書くとしても、やっぱり蘭たちは階段に座らせたいな。あれも若いうちの特権ですよ。可愛くなった109の階段で、今のスポカジでオルチャンなファッションの3人をまた書きたいです」

平成ギャルの日常が垣間見れる「GALS!」はエモすぎる

編集部もあまりの懐かしさに、実家から「GALS!」を全巻引っ張り出してきて全部読み返しちゃいました。蘭ちゃんのかっこよすぎるギャル魂や、青春の恋愛模様に涙…懐かしすぎっ!

そしてTwitterでも話題になりましたが、4月28日のシブヤの日には、109の40周年を記念して、先生が『GALS! In SHIBUYA109 2002⇔2019』と題して、新ロゴになった109を背景にした4ページ漫画を描きおろしてくれたんです!

大人になった蘭、美由、綾の姿が描かれていて、当時漫画を読んでいた読者にはたまらない4ページのコラボが実現しました…!3人がいまの109のありそうなファッションに身を包んでいるのも大注目です!

©藤井みほな/集英社

みほな先生は今でもよく渋谷を訪れ、大好きな109のギャルや店員さんをふと見てしまうことがあるそうです。

もしかしたら知らないうちにあなたのファッションも、みほな先生に観察されているかも…令和になっても、109に遊びに来る時はあなたらしいかわいいを詰め込んだ、ギャル魂たっぷりのファッションで遊びに来てくださいね。

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提供元:109ニュース シブヤ編集部

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